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2008年 09月 27日
本日発売の書籍『のらねこ物語』(1,260円)。 猫Blogの中から、特にのらねこの写真を撮っている6つのBlogをピックアップ。 ”写真を撮る側の視点で野良猫を語る”形式で編集されていて、弊Blog「ネコは猫でも…」も、そのうちの一つとして紹介されています。 おまけに私が参加しているもう一つの野良猫写真Blog『東京 猫語り』も入ってたりします。 一つのBlogにつき、写真は凡そ15~20枚。 版が小さいため、写真も小さめですが、印刷の品質はなかなか良い感じです。 参加されているBlogは、みな真面目に野良猫と向き合い、取り組んでおられる方々ばかり。 私なんて参加してて良いのか? と言うぐらいに。 ちなみにノーギャラ(苦笑)です。 なので、はじめに掲載の話が来たときは、どうしようかちょっと迷いました。 労働にはきちんと対価が支払われるべきであり、相応の対価が得られない場合は、当然クオリティの高い仕事は期待できません。 私の写真で言えば、対価が無い以上ベストな写真を出すわけにはいかなくなります。 とはいえ自分の名前で出すのなら迂闊な写真を出すわけにはいかない。 それにギャラなしというのは、猫写真を生業(なりわい)にしている方に迷惑をかけることになるので良くないですし。 ただ「のらねこ物語」という書籍のコンセプトがとても真摯だったのと、掲載写真を自分で選ばさせてもらえるということで、参加を決めました。 おそらく私のような撮影スタイルだと、書籍の話なんてそうそうあると思えないんですよね。 おまけに写真についても発展途上なので、これから私の写真はどんどん変わっていくだろう。 なので現段階のそこそこの写真を提供しても、私の痛手は少ないだろうと。 現に提供した時期は今より2ヶ月ほど前で、今の自分の写真とはだいぶ違っています。 出来上がった本はとても素敵な感じに仕上がってました。 初版5000部 真面目な野良猫写真と、売れ筋に背を向けたような本ですが。 編集部の一生懸命な姿勢は伝わってきます。 この本に参加できたことは、私にとってもいい思い出になりそうです。 [NikonD300 & Ai AF Nikkor 85mm F1.4D(IF)]
by H2_Ojaco
| 2008-09-27 20:36
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Comments(4)
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kabukimama at 2008-09-28 21:46
よくわかります。
通訳や翻訳もボランティア的に依頼されることもあって、 よっぽど自分にメリットがなければ、お断りするようにしていますが、労働には対価がねええ。 しかし、この写真集は見たいです。 5000部って、普通の本やさんで手に入りますか?
0
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H2_Ojaco at 2008-09-29 21:54
▽kabukimamaさん:
そうなんですよ。 他人の労働を安く済ませようとすると、最終的に自分達に回ってくるってことを判って欲しいんですけどねぇ。 とはいえ、今回はけっこう出したい写真を出せたので、良しとしました。 この本、大手の書店では大体2冊くらいは置いてそうです。 海外だとamazonかなぁっとか思って調べてみると。 http://www.amazon.co.jp/のらねこ物語/dp/4863210965/ いきなしプレミア価格。 ちょっと阿漕な商売してますね。
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HARADA
at 2008-10-02 23:53
x
初めまして、蔵人さんのブログから来ました。
のらねこ物語、本日購入しました。 近所の本屋では、2冊でしたが、結構目立つ位置においてありましたよ。 (新刊コーナー) 「帰りを待つ」子猫の瞳、せつないけど、いい写真です。 ボランティア仲間にもPRしたいと思います。
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H2_Ojaco at 2008-10-03 21:28
▽HARADA さん:
はじめまして。 「のらねこ物語」購入していただいたのですか、ありがとうございます。 なんとなく地味なイメージがあったのですが、目立つとこに置いてもらった話を聞いって安心しました。 とても真面目な内容なので、いろんな人に見てもらえると嬉しいです。 優しいお言葉ありがとうございます、今後ともよろしくお願いします。 |
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